おいしいお薬

bored dog

犬は、人と違って「薬を飲む」ということに抵抗を覚えてしまいがちです。人の場合は話を聞けば、薬がどのようなもので、どういう効果があるものなのか分かります。子供に対しても、丁寧に説明すれば薬の必要性を知ったうえで飲んでくれるでしょう。しかし犬の場合、犬の文化には「薬を飲む」というものはないし、そもそも動物は自分が普段食べないものを口の前に持ってくることに対して、非常に警戒心を持ちます。というわけで、せっかくの予防薬でも飲ませるのはなかなか難しい……と考えてしまいそうですが、実は難しくはありません。カルドメックは「チュアブルタイプ」というタイプの薬になっているからです。
チュアブルとは「オヤツ」のことであり、いわゆる「味付きのお薬」です。しかもカルドメックの場合は単に味がついているだけでなく、牛肉を材料として作ったオヤツに薬を練りこむという方法で作られています。犬としては、味も触感も牛肉そのもののオヤツを食べながら、カルドメックを体内に入れることができるというわけなのです。
とはいえ、いかにおいしそうに食べるからといって2、3個と与えていいわけではありません。カルドメックの用量は決まっており、少なすぎても多すぎてもいけません。
具体的にはカルドメックひとつで1ヶ月分という感じになっています。特に多すぎは禁物なので、充分に注意するように心がけましょう。「毎月この日はカルドメックの日」と決めておくと、月イチのペースを忘れずに続けていけるでしょう。