フィラリア症とは?

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犬や猫の感染症として知られるフィラリアは、蚊を媒介者とする病気です。人間の世界にも、熱帯のほうに行くとよく見られる蚊を媒介とする「マラリア」などの病気がありますが、フィラリアの場合は日本にも蚊がいますし、実は多くの人が知らないだけで、フィラリア症という病気に苦しむ犬は少なくありません。
蚊が犬から犬へ、猫から猫へと運ぶのは、ミクロフィラリアと呼ばれる寄生虫です。小さな小さなミクロフィラリアが、ある犬の血液と一緒に吸い上げられて、別の犬の体に注入されます。そしてミクロフィラリアは犬の体内で成長し、やがてちょっとしたそうめんほどの大きさになり、犬の血管をふさいだりするようになります。最終的には心臓付近の血管内にとどまり、血行を妨げ、最終的に犬を死に至らしめるという感じなのです。

カルドメックは、ミクロフィラリアを駆除する働きがあります。カルドメックの成分が犬の体内にある限りは、たとえミクロフィラリアを持った蚊が犬を刺して体内にミクロフィラリアを入れてしまったとしても、すぐに駆除されます。成長して病気に発展してしまうようなことがないのです。
ただし、ある程度育ってしまったミクロフィラリアに対しては効果を持たない場合があるので、まずは寄生虫がいるかどうかの検査をする必要があります。
寄生虫がいる場合はカルドメックの服用ではなく別の方法での治療が必要となります。
ちなみに、カルドメックによる「駆除」の働きは、ミクロフィラリアだけでなく消化器官に住み着く寄生虫に対しても効果を発揮します。